こんにちは!透明水彩やデジタルでイラスト描いている鳥野(@oekakitorino)です。この記事は最高級の紙であるフランスのアルジョウィギンス社のアルシュ紙(粗目)についてのレビューを書いています。
なかなか手を出しづらい最高級水彩紙アルシュ様の
ご紹介をさせていただく時がきたようだ
私も年に数回しかこの紙を使えないくらい
お高いです!
こちらはアルシュ紙の荒目で描きました。
色が鮮やかでぼかしもにじみもキレイで驚いた記憶があります。
アルシュ紙(粗目)の特徴
- 価格が高い
- コットン100%でプロ御用達の超高級紙
- やさしいナチュラルホワイトの紙色
- 紙が強靭であらゆる水彩技法どんとこい
- にじみ、ぼかしが思いのまま
- 重ね塗りもガンガンできる
- 色の発色も深みが出てすごくキレイ
- 価格が高い(大切な事なので2回書きました)
プロ御用達の紙だけあって
めちゃくちゃいい紙なんですよー!
こちらの絵もアルシュ紙の荒目で描きました。
背景のお花はもう、アルシュ様に描いていただいたと言っても
過言ではないです。
ちょっと何言ってるかわかんない
落ち着いてよお
アルシュ紙のラインナップ
アルシュ紙には3種類の紙の目の粗さがあります。
- 荒目はダイナミックで深みのある表現が得意
- 細目は荒めと極細目の良いとこどり
- 極細目は細緻な表現が可能
また、紙の重さ(厚み)が185g~850gまであり
300gがよく使われているようです。
イラストを描くなら、細かい表現がしやすい細目か極細目を選ぶのがベターですが
当記事では300gの荒目のレビューを書いています。
アルシュ紙の荒めは色のにじみ、ぼかしが本当にキレイ!
色の修正もしやすいので高いけどいつかは手に取って欲しい紙だよ!
こちらはアルシュ紙に透明水彩+色鉛筆で仕上げをしています。
パステルやアクリル絵の具を併用しても面白そうですね!
水彩技法を試してみた
ウォッシュ描きやすいです。修正も効きやすい!
ウェットオンウェットはすごく紙に色がにじんでくれるので描いていて楽しいです。
色も塗り重ねていくほど深みを増します。
右の方にティッシュでリフトもしました。
色の抜けもバッチリです。
バックラン、ウェットオンドライ、ソルト技法を試しました。
どれも問題なく表現出来ます。
ソルト技法美しい…!
グリーンで行うとまるで森の中みたいです。
薄ピンクを使ったら桜みたいになるのかな!
わくわく~!
グラデーション。
柔軟に馴染んでくれます!
水分少な目だと、やさしく、ぼんわりと
多めだと、ファーっと広がり調和します。
と~っても
上品なグラデーションだねえ!
軽くドローイングしてみました。
絵のように下地の色を生かした表現がしやすいです。
色を重ねていくと
どんどん絵に深みが出てくる
なんてすばらしい紙だ…
ぼくお金持ちになったら
アルシュ紙をいっぱい買うんだあ
まとめ
この記事では最高級水彩紙のひとつ、アルシュ紙(荒目)のレビューを書きました。
にじみ、発色、ぼかし。すべてにおいてトップレベルの高級水彩紙
それがアルシュ
推しはウォーターフォード紙だけど
アルシュ様も素晴らしい、素晴らしいです
鳥野(@oekakitorino)が書きました
それでは、またね!
ほかの紙のレビューを見てみる
アルシュ様の値段みてびっくりして欲しい。
お高いアルシュ紙ですが、手に取りやすいハガキサイズもあります。おためしにいかがですか
(私は見つけた瞬間に買いました。あわせ買い対象なので単体では購入できないので注意)