こんにちは!透明水彩やデジタルでイラストを描いている鳥野(@oekakitorino)です。
この記事はオリオン社が販売する
ドイツのハーネミューレ社のバンブー水彩紙のレビューを書いています。
さまざまな水彩技法を試しているので紙選びの参考にしてくださいね
>>すぐに作画実例にジャンプしたい方はこちら!
ほぼ成分「竹」の水彩紙?
いったいどんな紙何だろう!
>>バンブー水彩紙紹介ページ(ORION公式サイト)
トレスはご覧の通り
厚さの割には、しやすいです◎
使用したトレス台の記事
>>【格安なのに高品質】匠彩のLED搭載トレース台を買ってみた
バンブー水彩紙の特徴
- 紙は生成りのナチュラルホワイト
- 紙の表面はサラサラしつつ適度に繊維質
- 竹繊維90%の珍しい水彩紙だけど、普通に描きやすい
- エコだけど、価格は少し高め。
- 淡い表現が得意な水彩紙!
- 比較的 乾くのが早いので素早く描ける
- マスキングは出来るけど、周りの色が剥げる事がある
- バックラン、ソルト技法も優しく淡い仕上がり✨
竹って珍しい素材だけど
くせが少なくて描きやすいよ!
淡く柔らかい表現に最適!!!
オリオン社の解説
竹本来のしなやかさが強靭な質感を作り出し、さまざまな用途にお使いいただけます。耐光性や経年劣化に強く、中性紙の高級水彩紙です。アーティストが納得のいく高品質な仕上がりです。
ORION公式サイトより引用
オリオン社公式のバンブー水彩紙メイキング動画!
建物のメイキング動画を出しておられます!
水彩技法を試してみた
さっそく一通りの水彩技法を試していきましょう!
水彩技法の解説はこちら
>>【保存版】簡単に試せる透明水彩初心者のための基本テクニック8選
バンブー水彩紙で水彩技法をイロイロ試しました◎
マスキングは色によっては、剥がす時に周りの色が剥げてしまいました💦
剥げない色もあるので、マスキングの際は注意してください。
乾きやすいのでグラデーションは早めに行う必要があります。
色が乾くと、淡い色合いになります。ちょっと和風っぽいかも!
バックランやソルト技法も優しく、淡い感じに仕上がります。
女の子のドローイングでウェットオンドライを試しました。
重ね塗りもしやすいです◎
やはり、淡くて優しい仕上がりになりますね!
画像右側の猫ちゃんの周りで改めて、マスキング、バックラン、ソルト技法を試しました。
こちらも、繊細で柔らかい風合いになります。
特にウェットオンウェットがキレイ
竹繊維が多いからなのでしょうか。ウェットオンウェットで淡く
美しい幻想的なテクスチャが出来ました。絵の下地作りに良いかも!
粒状化しやすい絵の具とだと、なお相性が良いと感じます◎
あと、画像真ん中あたりで筆でゴシゴシ リフトしましたが
キレイに色が抜けました。紙の破れもありません。
まとめ
この記事はオリオン社が販売するハーネミューレ社の
バンブー水彩紙の紹介を鳥野(@oekakitorino)が書きました
絵の具の乾きが早めなのでサクサク描ける
中級者むけの水彩紙だと感じました。
淡く優しい仕上がりになるのでファンタジーとか
ガーリーなイラスト制作に向いてるかも!
あまりお店で見かけない水彩紙ですが、見かけたら是非ゲットしておきたい紙です。
ウェットオンウェットが美しい紙だと思いました◎
グラニュレーションカラーと組み合わせて
幻想的な下地を作ってみてね!