こんにちは!透明水彩やデジタルでイラストを描いている鳥野ニーナ(@oekakitorino)です。
この記事はイタリア、ファブリアーノ社のエキストラホワイト水彩紙のレビューを書いています。
(この記事で取り扱うのは極細目、細目、荒目の3種のみ)
さまざまな水彩技法を試しているので紙選びの参考にしてくださいね
>>すぐに作画実例にジャンプしたい方はこちら!
エキストラホワイト水彩紙の特徴
エキストラホワイト水彩紙は、ファブリアーノ700年の歴史を受け継ぐ
muse公式サイトより引用
コットン100%の最高級水彩紙です。
純白色に近い紙肌が特徴的で色を鮮やかに見せることが出来ます。
水や絵具が内部に浸透しにくい処理を施しているため、水弾きが良く
絵具も紙面に残るため、素晴らしい発色を実現します。
紙の内部は程よい保水性があるため、滲みやぼかし
重ね塗りなどにゆとりをもって行えます。
紙面には強度があり、紙むけや荒れを防ぎます。
ファブリアーノ社の公式動画
- 紙色は明るいホワイト
- コットン100%の高級紙
- 細かく織られたキャンバスのような紙面
- 紙が丈夫であらゆる水彩技法を使える
- 紙の白さもあいまって、発色がとても鮮やか
- 一度乾いた色は溶け出しにくく、修正しづらい
エキストラホワイト水彩紙には厚さ
- 300g 1種があるようです
(イタリア国内では640gも有り)
紙の粗さは極細目、細目、荒目、極荒目と豊富ですが
極細目→細目
細目→細目と中目の中間
荒目→中目
くらいの認識でOK
私の様に中目が好きな方は細目か荒目をチョイスしましょう
極細目は、ウォーターフォードの細目よりもう少しツルツルした手触り
細目は少しザラザラしていて、荒目でもそんなにデコボコしていません。
細目で描くのが難しいと感じる私でも
エキストラホワイト水彩紙 細目ではツルツルしすぎず、描きやすかったですよ◎
トレスは下図の通りです。
紙の厚さが300gあるので、ちょっぴりトレスしにくいです。
使用したトレス台の記事
>>【格安なのに高品質】匠彩のLED搭載トレース台を買ってみた
水彩技法を試してみた
さっそく一通りの水彩技法を試していきましょう!
水彩技法の解説はこちら
>>【保存版】簡単に試せる透明水彩初心者のための基本テクニック8選
※カメラ撮影しているので紙の色が黄色ぽいですが、実際はかなり純白です!
ウェットオンウェットのにじみが美しい。。。
描きながら、ポテンシャルの高い紙だと感じました。
色は鮮やかなのですが、エキストラホワイトならではの
上品な鮮やかさに落ち着きます。
動画を撮ってみました!描き心地が確認出来ます✨
特筆すべきがウェットオンドライが美しい点です。
一度乾いた色は溶け出しにくく、修正しにくいのですが
そのおかげで重ね塗りがキレイに作れます◎
淡い色もしっかり存在感のある仕上がりになります。
発色もばつぐんにキレイです✨マスキングも問題なくできます
出会って初日で、推し水彩紙となりました。
エキストラホワイト水彩紙でドローイング
エキストラホワイト水彩紙の細目で女の子をドローイングしました。
繊細なにじみ&ぼかし、重ね塗りで透明感を出しやすく
淡い色にもしっかり存在感を与えてくれる
エキストラホワイト紙はすごい!
まとめ
イタリア、ファブリアーノ社のエキストラホワイト水彩紙の紹介記事を書きました!
国内販売が終了になったと悲しんでいたのですが
新しい代理店が決まり、これからもハーネミューレ社の
水彩紙を使う事が出来ます!
ありがたいですね✨✨
エキストラホワイトを使って年賀状のイラストを描きました!
鳥野(@oekakitorino)が書きました。またね!