こんにちは!透明水彩やデジタルでイラスト描いている鳥野(@sinamomomo)です。この記事は私の推し水彩紙であるホルベイン社の水彩紙ウォーターフォード細目、中目についてのレビューを書いています。
ウォーターフォード水彩紙にはホワイトとナチュラル2種のカラーがあるよ!
ホワイトは紙の白さを生かせるし、ナチュラルは優しいオフホワイトで落ち着いた雰囲気が出せます。
ウォーターフォード水彩紙の特徴
- イギリス王立水彩協会公認で長い歴史がある。
- 最高品質のコットン100%で絵の具の乾きが遅めで描きやすい。
- 紙の表面が頑丈なのでどんな水彩技法も使える。
にじみやぼかし、発色もキレイに出来る!この水彩紙、推しです。
水彩画を描いてるときに、こうしたいなあ~と思った事
全て叶えてくれる!それがウォーターフォード
粗目、中目、細目の違い
水彩紙の紙の目の粗さによって3種類に分けられます。
- 粗目は紙の目が荒く、ザラザラした質感が表現できます。色も乾きにくいので描きなおしがしやすく重ね塗りがしやすいです。
- 中目は紙の目がややボコボコしていてぼかし、にじみなどもしやすく、描きやすいです。
- 細目はほとんど紙の凹凸がなく、絵の具が乾きやすいです。細かい表現に向いています。
イラストを描くなら、細かい表現がしやすい細目か中目を選ぶのがベターです。
ウォーターフォード中目(ナチュラル)
水彩技法を一通り試していきます。水彩技法について知りたい方はこちらも併せてお読みください。
ウォーターフォードナチュラルは生成りで目に優しいです。というわけで色々技法を試してみました。
ウォッシュ&ウェットオンドライ。すんなりできます!
ウェットオンウェット。にじみやぼかしも、水にフワーーっと広がっていきます。
デフォルメのバラ。花びらはオレンジで塗ったあとイエローを垂らしこみました。グラデーションも美しい。。
ドライブラシやバックランもばっちりです。
塩をまいて作るソルト技法も、水分量によって細かい模様や大きい模様が付けられます。
ウォーターフォード細目(ホワイト)
ウォーターフォード細目は色が乾きやすいので、なる早で描いていきます!紙が白いのもあり、絵の具の発色が抜群です。
ウェットオンウェット、にじみ、ぼかしもキレイ!中目より広がりませんが、にじみが繊細!
グラデーションも美しく出ます。この紙本当に発色が良いです。。。(うっとり)
ソルト技法も面白い!色々なシチュエーションで試して研究してみましょう!!
バックランの模様も繊細に出ます。ソルト技法と併せて面白い表現が出来そう。
ナチュラル信者でしたが、ホワイト細目もいいですね。
ハマりそうです。190gの薄めの紙を使ったのですが、水をたくさん使っても紙の波うちが少なく、描きやすかったです。
まとめ
この記事ではウォーターフォード水彩紙の細目と中目のレビューを鳥野(@sinamomomo)が書きました。ウォーターフォードナチュラルの良さを再確認しつつ、ホワイトの素晴らしさに気付きました。
ぜひお試しください!
それでは、またね!