こんにちは!透明水彩やデジタルでイラスト描いている鳥野(@sinamomomo)です。この記事はmuse社のホワイトワトソン190gパッドタイプのレビューを書いていきます。
ワトソン紙には3種のカラーがあって、ナチュラルなワトソン、絵の具の発色の良いホワイトワトソン、グレーワトソンがあるよ。
水彩画ではワトソンとホワイトワトソンが主流なんだ!今回はホワイトワトソンを紹介します!
ホワイトワトソン紙の特徴
- コットン高配合なのに安価で手に取りやすい。
- 紙の表面が丈夫で様々な水彩技法を使用可能。
- エッジが強く出てキレイ
- 絵の具の発色がやや暗い
- 絵の具の乾きが割と早い
- バックラン、ソルト技法でいい味が出る。
ホワイトワトソンの使い心地
表紙は上品なパール調でキラキラしていてカワイイです!紙は絵の具が映えそうな優しいホワイトカラー。ウォーターフォードホワイトよりも生成りなカラーになっています。
白すぎず、暗すぎずで使いやすそう!
水彩技法を試してみた
水彩技法を試してみました。乾きやすい紙なのでウォッシュは素早く描く必要があります。ウェットオンドライは普通に描けます。画像からもわかる通り「追いウェットオンドライ」して試していますが、クッキリ出来る紙質では無いようです。
発色は少し落ち着いた色合いになります。
ウェットオンウェットを試しました。とてもキレイににじんでくれます。
画像のオレンジ色はホルベインのヴァーミリオンヒューという割と強いオレンジ色なのですが、ウェットオンウェットしてみるとかなり薄くなっています。ウォーターフォードを使用した際は強く色が出ていたので本当紙によってさまざまだと驚きました。
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ウェットオンウェットする際に注意する事
ソルト技法は細かく面白い模様がたくさん出来ました。
面白くなってもう1つソルト技法を試しました。細かい模様がサンゴのようで本当に素敵!絵に生かせそうですね。
グラデーションも普通にできます。色がちょっと薄くなって、水彩画らしい境界エッジがすごく出ます。
バックランも問題なく出来ます。細かい模様が出来ていい感じです。
まとめ
まとめると
紙の強度が強く、水彩技法が一通り出来て安価なので普段使いにピッタリの水彩紙です
特ににソルト技法が面白い紙だと思いました!
この記事ではmuse社のホワイトワトソンパッドタイプ190gのレビュー記事を鳥野(@sinamomomo)が書きました。