【水彩も余裕で描ける】オリオン社のこみっくでねぶ紙をレビュー

こんにちは！透明水彩やデジタルでイラスト描いている鳥野（@oekakitorino）です。

この記事はオリオン社のアルコールマーカー専用紙こみっくでねぶ紙のレビューを書いています。

さまざまな水彩技法を試しているので紙選びの参考にしてくださいね
>>すぐに作画実例にジャンプしたい方はこちら！

>>こみっくでねぶ紹介ページ（ORION公式サイト）

こみっくでねぶはコピックやohuhuなどのアルコールマーカーに特化した紙ですが
水彩画でも使えますし、トレースで線も拾いやすいです！

関連記事
>>【水彩紙】オリオン社のアクリルデネブ（細目・中目）をレビュー

こみっくでねぶ紙の特徴

• 驚きの白さで絵の具の発色がめちゃキレイ
• ひととおりの水彩技法が可能
• にじみは控えめに広がっていくのでコントロールしやすい
• 紙以外にも色紙タイプやボードタイプもありラインナップが豊富
• 薄いので紙がたわみやすい→色紙タイプを使うか、水張りで解決
• ふき取り(リフトアウト)がキレイに出来るので修正しやすい。
• 比較的乾きやすいので、広い範囲のグラデーションは早めに描く
• 厚さ185gだけど、筆でゴシゴシしても結構ヘイキ！
• 重ね塗りまかせろ。どんどん重ねていいぜ！
• 性能最高なのに最高に安い>>世界堂の商品ページ参考

紙が安すぎて、むしろ送料が高い。
あと、使い勝手の良さそうなパッドタイプがAmazonでも楽天で売り切れなんですけど
もう廃盤なのかな…（悲）

世界堂さんで画用紙タイプとハガキサイズは購入できるみたいです。
めちゃくちゃ安くてビックリするし普通に良い紙なので是非ゲットして下さい。

オリオン社の公式解説

色ムラになりにくく、にじみにくい、消しゴムに強く、また水にも強く重ね塗りや描き込んでも紙が波打ちしにくい。「極細目」と「細目」を両面に組み合わせ、アルコールマーカーに適正を高めた紙です。

トレースも出来て、蛍光染料無しの白さで作品の劣化を防ぎます。オリオンオリジナルアルコールマーカー専用紙です。

ORION公式サイトより引用

こちらはオリオン社公式のアルコールマーカーによるメイキング動画ですが
発色がとてもキレイです！！！！
（何故いつもオリオンさんの動画はおじさまなのだろう。次はカワイイ女の子もお願いします！）

水彩技法を試してみた

さっそく水彩技法を試していきましょう！


水彩技法の解説はこちら
>>【保存版】簡単に試せる透明水彩初心者のための基本テクニック８選

マスキングやウェットオンウェット、ウェットオンドライを試しています。

マスキングはマスッ！とキレイに仕上がります。
ウェットオンドライは、上から薄くサッと塗らないと下の色が溶け出しやすいです。

ウェットオンウェットは紙の性質上あんまりにじみが広がりませんが
色同士がキレイに混ざってボケてくれます。

グラデーション、バックラン、ソルト技法を行いました。

アルコールマーカー専用紙なので、色が乾きやすいためグラデは作りにくかったです。
バックラン&ソルト技法は簡単に使えますよ◎

お次はこみっくでねぶで2時間ほど重ね塗りをし続けてみました。
結果、ぜんぜん紙が毛羽立たない。　

こみっくでねぶ、強いぞ！！

こみっくでねぶを使ってみた感想

紙が頑丈なので、けっこう強めに描いてもビクともしません。
アルコールマーカーに特化した紙という事ですが、上記の通り水彩もしっかり描けます。


細目と極細目どちらも使えるのですが、水彩描くなら細目がオススメですよ。
よほど「俺はにじみとぼかしを憎んでいる…」という方でない限り
細目のほうが、まだにじんでくれるので細目で描きましょう。

まとめ

この記事はオリオン社のこみっくでねぶ紙のレビューを書きました

鳥野（@oekakitorino）が書きました。

またね！

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