こんにちは!透明水彩やデジタルでイラスト描いている鳥野(@oekakitorino)です。
この記事はmuse社の最高級版画紙ニューブレダン233gのレビューを書いています。
さまざまな水彩技法を試しているので紙選びの参考にしてくださいね
>>すぐに作画実例にジャンプしたい方はこちら!
紙の描き心地が 柔らかほわほわ!
水彩境界が出にくいので、ふんわりした絵が描けますよ
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ニューブレダン紙には
- 重さ233g
1種のみあるようです
使用した感じ紙の荒さは細目と中目の中間くらいです
紙の色は生成りのナチュラルホワイト!
ニューブレダン紙の特徴
ニューブレダン紙は版画専用のようですが水彩を描くことも出来ます。
ただしメーカーも言っているのですが、紙があまり強くありません。
- とても安価で手に取りやすい
- やさしいナチュラルホワイトカラーの紙
- 紙の表面は強くないのでガシガシ描くと紙が削れる
- 色の乾きが早いのでリフトアウトは早めに
- 色の吸い込みが早く、修正はしにくい
- バックランは鬼早い動作が必要
- 紙が頑丈ではないのでマスキングは困難
- にじみ、ぼかし、発色がとてもキレイ
- ソルト技法効果がかわいい
版画用紙なので水彩紙としてはデメリットもありますが
紙をゴシゴシこすったり、マスキングをしなければ
キレイに絵が描けますよ
コットンを高配合し、弾力性と柔らかい風合いで、細目の紙肌を持つ高級版画用紙です。
muse公式サイトより引用
各種版画にも使用出来ますが、特に銅版画に優れております。
微細な線も克明に描写するよう設計されており、海外の版画家をも納得させる紙質です。
版画だけでなく、水彩画や日本画、墨画、水彩色鉛筆用としても定評があり、高級水彩紙に見る「にじみ」と「ぼかし」が容易にできる紙質で、グラデーション表現もきれいです。
絶妙なサイジング処理(にじみ止め)から生まれる着彩は、画用紙のように描け
「素直な表現」ができます。
素直な表現…
まさに僕にぴったりだねえ~
ニューブレダン水彩紙の使い心地
女の子のドローイングをしました
にじみとぼかしが、とってもキレイにできるんです!!!!
紙もたわみにくく描きやすいんですよ
マスキングさえしなければ、ものすごく優秀な紙です
水彩技法を試してみた
水彩技法の解説はこちら
>>【保存版】簡単に試せる透明水彩初心者のための基本テクニック8選
ウェットオンウェットとソルト技法
ほんわりとした優しいぼかし&にじみが出来ます。
ソルト技法もパキッとした色味でなく柔らかな風合いです。
ウォッシュ、マスキング、ウェットオンドライ、リフトを試しました。
まず、画像の破けている部分はマスキングを剥がした後です。
ミューズ社も公式サイトで「マスキングは難しい」と仰っていたのですが、本当に難しかった。
いやむしろマスキングは出来ないと思ってください。
ウォッシュ、リフトアウト、ウェットオンドライは問題ありません◎
色の定着が早い紙なので、リフトはお早めに!!
ガシガシ描くと、紙が削れますが
普通に描くぶんには問題なく描けるので
ご心配なく!
グラデーション&リフト
グラデーションとってもきれいにできます!
メリット&デメリットを理解すれば最高の紙
前述のとおりニューブレダンは版画用紙です。
ですので、水彩紙として使用する場合
- マスキングが出来ない
- ガンガン描くと紙が削れる
という点を抑えておけば、普通に水彩紙として優秀です。
特に
- ぼかし、にじみがキレイ
- 発色が美しい
- 価格が安価
ですので、普段の絵の練習から作品作りまで
幅広く活躍できる水彩紙です。
僕もすごく気に入っちゃったよお!
表現の幅を広げてくれる紙だねえ
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まとめ
この記事はミューズ社のニューブレダン紙のレビューを書きました
にじみ、ぼかしがとってもキレイで
価格も安価!
ぜひ一度描いてみよう!
鳥野(@oekakitorino)が書きました。
またね!
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