【無限に色を作り出せる】ホルベイン基本１２色の混色ガイド

2020 11/22

2020年11月1日 2020年11月22日

こんにちは！透明水彩やデジタルでイラスト描いている鳥野（@oekakitorino）です。この記事はホルベイン社が販売している透明水彩１２色セットの混色について書いています。

この記事を読むと混色のコツが学べて、色を作るのが楽しくなりますよ。

混色ってムズカシイ。適当に混ぜたら濁っちゃうよ～！

とりの

混色を難しく考えないで！実はとっても簡単なんだ

混色を濁らせないコツ、それは

２色で混ぜる
色味の近い色同士で混ぜる

このどちらかを守っていれば濁りません。３色以上の混色はどうしても彩度が落ちてしまい、黒っぽく濁ったような色になってしまいます。それを敢えて狙うのならＯＫですが、彩度をなるべく落とさないように混色したい場合は、彩度の高い絵の具同士を混色するのが良いです。

彩度とは色の鮮やかさの事です。

しかし、「濁ってしまった」と感じる色も使いどころを間違えなければ使えます。

どんな色にも役目があり、間違いはありません。キレイな青空に突然ブラックを落としたら違和感を感じますが、暗い森の影にブラックを落としても違和感が無いように、色の使いどころを見極める必要があります。

ちなみに。。。

この画像のように「こんな色混ぜたら濁るだろ！」という色を紙に落としてみたのですが
透明水彩の場合、紙の上で色を混ぜなければ水の力で勝手になじんでくれるようです。

とりの

水と紙に、色をゆだねてみましょう。。。
きっとうまくいきます。

色見本を作ろう！

さて、混色の前に、まず自分が持っている色を把握することから始めましょう。絵の具は塗ってみないとどんな色かわかり辛いので、色見本を作っておきます。

とりの

ホルベイン透明水彩１２色セットの色見本を作りました！

この色から無限にいろんな色を作り出せます！！

色見本を作ることで、絵を描くときに色を選定しやすくなり迷う時間が少なくなりますよ。

あれ？ホワイトがないけどどうして？

とりの

はっ！！説明します。
チャイニーズホワイトは透明性が低いので個人的にあまり使う機会が無いです。
それと、透明水彩はホワイトを紙の白さで表現することが多いので今回は除外しています。

ごめんねチャイニーズホワイト。

２色で混色してみよう！

色見本が出来たら、好きな色を２つ選んで混色してみましょう！

絵の具の配分は同じにしてみたり、比率を変えたり、水を多めにしたりして色々試しましょう。
水を多めにすると薄い色が出来ます。

混色をしていくうちに自分好みのカラーが出来たら、色見本を作っておきましょう。次に作品を描くときに使えるかもしれません。